宇喜田十八軒自治会 会員各位
宇喜田十八軒自治会 会長 田中一郎
——— ご 挨 拶 ———
令和4年度も昨年度に続き会長をお引き受けすることとなりました。
令和3年度を振り返りますと、特別規約の第1条にある、「和を以て貴しとなす」という理念で、二人の副会長との3人だけの役員ではありましたが、自治会業務に経験豊かな会員の方々にお手伝いいただき、また江戸川区葛西事務所地域サービス係のご協力もいただきまして、自治会内部の業務監査を強化した監査調査部も加えた11部門とし、組織改革しました。そして、2年ぶりに回覧板での連絡や掲示板への掲示も元に戻り、江戸川区よりの支援金も再開されましたので自治会の活動が元に戻りだしました。
更に、宇喜田十八軒住民ネットワークの協力によるWEB発信の基盤も作れ、自治会活動が解かり易く紹介できるようになってきています。従来の広報手法だけではなくスマホ等でもお伝えできる手段を持ったことは、自治会活動を幅広い層の方々にもお知らせできるようになった年でありました。
また、自治会が大きく一つにまとまった、と実感できることがあります。7年間も休眠中であった「子ども会」が、宇喜田十八軒自治会子ども会として再生されて、活動を始めたことをきっかけに、これまでの宇喜田十八軒自治会区民消火隊、宇喜田十八軒自治会婦人部、宇喜田十八軒くすのき十八寿会、宇喜田十八軒水神宮講、そして宇喜田十八軒青年会も、すべての組織名称に宇喜田十八軒という肩書がついて、明確に自治会の傘下組織となり、区の地域サービス係にも届け出たことです。
このような地域内共助でのまとまりを実感する中で、昨年度の特別規約の最終条項にある、会が正常な状況に戻ったら、「円滑な時代の旧宇喜田十八軒自治会会則の原型に極力戻る」との規定に沿い、「和を以て貴しとなす」の基本理念は受け継ぎ、新しい宇喜田十八軒自治会会則が去る4月24日の総会で承認され、同日施行されました。
今後への課題はあります。 地域住民の転出の把握や転入住民への更なる自治会活動の紹介と勧誘による啓蒙活動は、地域のまとまりの基本でもありますし、一人暮らしお年寄り世帯等への会費徴収には、新たな配慮も必要になってきているようです。 このような状況を踏まえ、令和4年度も引き続き、会の積極的活動を通じ、その実績を重ねることにより、長期的な努力で、会員相互の輪を広げていくよう努力したいと思います。